【感動】人の在り方、愛の在り方を考えさせられた。『The shape of water』
こんにちは、もう夏は終わりを告げ始めて涼しくなってきましたね
皆さんは平成最後の夏はどのように過ごしましたか?
今回はそんな平成最後の夏に色々考えさせられ、感動した
『The shape of water』をご紹介しようとおもいます。
【PV】映画『シェイプ・オブ・ウォーター』(TSUTAYA DISCAS/TSUTAYA TV)
映画の詳細
あらすじ
舞台は1962年の冷戦下のアメリカ、主人公”イライザ・エスポジート”は独身の中年の女性、生まれつき声を失い手話によって会話をする。
彼女は航空宇宙研究センターで清掃員をして生計を立てていた。
ある日、彼女が担当している研究室にとある研究物が輸送されてくる。その中身は人ではない不思議な生物だった、イライザはとあることがきっかけでその魚人に興味を持ち次第に思いをつのらせていくが、二人には大きな危機が迫っていた。
キャスト
※()内が役名
マイケル・シャノン(リチャード・ストリックランド)
リチャード・ジェンキンス(ジャイルズ)
ダグ・ジョーンズ(不思議な生き物)
マイケル・スタールバーグ(ロバート・ホフステラー博士)
オクタヴィア・スペンサー(ゼルダ・フラー)
ニック・サーシー(ホイト元帥)
スチュワート・アーノット(バーナード)
ローレン・リー・スミス(エレイン・ストリックランド)
ここが見どころ‼
・登場人物の心情に目を向けるとおもしろい!
この映画は登場人物たちそれぞれの『愛の形』を表現しています。
愛には種類があります。
恋愛、家族愛、友愛、慈愛
探せばもっとあるかもしれません。
この映画の中で表現されている愛の形は例を挙げるとすると
・イライザが不思議な生き物に対する恋愛感情
・ジャイルズとゼルダのイライザへの友人を想う友愛感情
・ストリックランド夫妻の一方的な夫婦愛
などがあげられます。
登場人物たちは周りに起きていく出来事によってそれぞれが見失っていた『愛』を知ることとなり、また見ている人だけが気づくものもあります。
それを気にしながら見ていくと、とても興味深い映画となっています。
・人によってエンディングのとらえ方が違う
この映画のキャッチコピーは『愛と喪失の物語』となっていますが、自分は最初に『いや、ハッピーエンドじゃん、何も失ってなんかいないよ?』と思ました
しかし、映画を見終わってから少し考えてみます。
『あのシーンは何を表現していたのだろう…』
『最後のとらえ方って…って考えると…ッ‼‼』
てなりました
奥が深い映画ですね。感服です
ここはネタバレするといけないのであまり多くを語らないでおきましょう。
一つ言えるのは今も昔も『恋は盲目』といったところでしょうか?
・演出が素晴らしい
この映画の表現はとても目が釘付けになりました。
不思議な生き物は美しさと人外特有の畏れを漂わせて。
イライザのあふれ出る恋愛感情を声の出ないゆえに、頭の中の妄想で終わらせることによってより切なさを大きくしたりなど
数えきれないくらいあり、またそれぞれがシーンを強調してくれます
ここに注目して観ると…
あまりここを書いてしまうとネタバレになりかねないのであまり多くは書きませんが
ここに注目してみると違った見方や、制作側の隠れたメッセージがわかるかもしれない点を挙げておこうと思います。
観た後に『れおが記事にしてた意味はこういうことか!』
となってくれれば幸いです。
・イライザの喉のきず
・小指と薬指は日本ではそれぞれ意味を持ちます
それをある登場人物の心情と照らし合わせてみると…
この二つはとても素晴らしい伏線でした
二つ目は少し自分の考察ですが(笑)
視聴するときのスパイスにはなるでしょう
まとめ・総評
今回の映画はとても余韻を残してくれる映画でした、サリー・ホーキンスさんの演技は言葉ないとは思えないほど映画の中で光を放っています
愛に形はありません、しかしわかるひとには見えるものです。
それ水のように簡単に形を変え簡単に人を溺れさせ、簡単に水は濁ります
愛も度を過ぎれば束縛になり、体を求めるだけの濁った愛にもなります。
イライザの愛は湧き出てた水のように透き通っていたのか
それとも沢山のものが入り混じった濁った水のような愛だったのか
それはあなたの観方によって変わるでしょう
気になった方は一度ご覧になってみてください
それでは。
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いやマジで最後のフィナーレは『うわぁ…!!(歓喜)(感涙)』てなるのでおすすめ
— れお@雑記ブログ (@XLJnZbr7wBM2lqs) 2018年9月12日