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【映画】『マイレージ、マイライフ』人生の彩りは自分一人ではモノクロだ。【ドラマ】

 はじめに

こんにちは!秋の感じが強くなってもう窓を開けながら寝ると寒いくらいの時期です

 

自分は秋は少し寂しい季節のイメージがあります。

 

夏で浮かれていた熱が冷めてふと冷静なるあの感じは少し好きにはなれませんが秋服が着られるようになるのはうれしいですねw

 

そんな寂しい季節、こんな自分を見つめなおす『マイレージ、マイライフ』というとても考えさせられる映画がありました。

 

これは全体を通して考えさせられるますが、映画としてのメッセージはとてもシンプルでわかりやすい映画でした。


「マイレージ、マイライフ」予告編

映画の詳細

  ざっくりあらすじ

  • 主人公のライアン・ビンガムはいわゆる『解雇宣告人』で年322日出張をして1000万マイルを貯め飛行機に名を残しフィンチ機長と話す事を目標に仕事に熱を注いでいた。
  • ビンガムは『バックパックに入らない持ち物まで背負わない人生』といい肉親とも距離を置き、結婚にも興味がなかった。
  • 出張先で出会ったアレックス・ゴーランとは気楽な関係を築いて楽しんでいた
  • 新人で入社したナタリー・キーナーが新しい試みとして『解雇をテレビ電話によって行い経費を大幅に削減する』という企画を持ち込む
  • その案にビンガムは猛反対
  • ビンガムの上司であるクレイグ・グレゴリーはナタリーの教育係をビンガムを就かせる
  • 正反対な二人は衝突するが初めて人を”切る”という経験にナタリーは動揺し心を乱される
  • ナタリーとの衝突によってビンガムは少しずつ自分の人生の過ごし方を変えていく

出演者(Wikipediaより引用)

ライアン・ビンガム ジョージ・クルーニー 小山力也
アレックス・ゴーラン ヴェラ・ファーミガ 深見梨加
ナタリー・キーナー アナ・ケンドリック 嶋村侑
クレイグ・グレゴリー ジェイソン・ベイトマン 根本泰彦
カーラ・ビンガム エイミー・モートン 大西多摩恵
ジュリー・ビンガム メラニー・リンスキー 佐藤あかり
ボブ J・K・シモンズ 土師孝也
メイナード・フィンチ サム・エリオット 佐々木勝彦
ジム・ミラー ダニー・マクブライド 佐藤晴男
スティーヴ ザック・ガリフィアナキス

マイレージ、マイライフ - Wikipedia

 

 

 

人生の隣にはいつも誰かがいる

こんなご時世、自分一人で生きていくなんて酷なことです。

 

結婚しても妻との関係は冷めて、友人とは人によって仮面を付け替えて…

そんな人は少なくなくそれが一番の世渡りの仕方だと言えますが、精神的にも後々の関係にも悪影響です。

 

主人公のビンガムさんは、結婚というものに興味はありませんでした。しかし、アレックスと出会いナタリーとの衝突によってその考えも変わってきます。

 

この映画にはビンガムの妹の結婚のとき妹の夫が怖気ずくシーンがあります。考えを変わりつつあったビンガムは『結婚なんて意味はない』と言った夫に同調してしましいますが、こう続けます

 

 

『君の人生一番大切と言えるシーンで、君は一人だったか?どんな時でも横には誰かがいたはずだ』

 

 

予告でも流れていた言葉で『あぁ…』と感嘆の声が漏れます。この感覚は映画を見た後だと余計強く感じます。

 

人生で一番疲れるし気を遣うのは人間関係です。しかし、その原因である人がいるから今の人生が彩られているのだと思いました。

 

 

ここが見どころ!

主人公がどんどん考え方に変化が表れていくのがこの映画のとても面白いところです。

 

主人公は最初は仕事に従事して、アレックスとの気楽な関係を続けていければいいと最初はもいます。また自分の信念で『バックパックに入らないものまで背負わない人生』と言って肉親とも距離を置きます。

 

しかし、最後にはその考え方を改め始めますが、その矢先に不幸が訪れます。

 

その『不幸』は映画を見てみないとわかりません。

 

その後のビンガムの行動を見てそれが経験すべき不幸だったのかそれとも、ただ彼を傷つけるだけの苦い思い出なのかは、あなたの目でご判断ください。

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感想

いまの世の中は生きにくい!

 

その一言に尽きます…

 

しかし、美しい花には棘があると言いますが、逆も然りと思います

危険なものにはなにか私たちを虜にする魅力があるのです。それは自然界でいう警戒色というものなのでしょう

 

人間関係も同じです、もつれるし、うまくいかないと気づいたら周りには敵ばかりというのも割とよくあることです。

 

主人公はそんなことは周りの友人などを見てわかっていたのでしょう

 

彼は『解雇宣告人』です。自分が”切った”人が泣きわめく理由が

『家族になんていえば』『どうやって家族を支えれば…』『妻に示しがつかない』

 

すべて自分のことより家族のことです。自分も他人によって弱くなるのが怖かったのでしょう。

 

 

そんなビンガムさんはこの映画中で一番の成功者と言えるのでしょうが、一番の臆病な人だったのかもしれません。

 

とても『今』を生きる僕にとってはまた見返したい映画です。

 

 

 

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